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アートの「正解」解明について

人工知能の進歩、ビッグデータの分析能力向上が日々ニュースを賑わせている。
そこで気になるテーマがある。
科学には定まった正解があるが、アートにも正解の幅が存在するというものだ。
〉スティーブ・ジョブズがフォントの美しさについてリード大学で学び、Macに選べるフォントを導入したのは有名な話だが、これについて述べるとき、「科学に解明できない美しさ」について言及している。
(読書アクセス記事)
〉ノーベル賞物理学賞のファインマン教授は、その口述エピソード集のなかで、「美しい筆蹟で書くには、特別な筆のもって行き方というものがちゃんとあるのだ。決して定義することができないにもかかわらず、美にはある定まった「何か」があるのだ。」と述べている。
(読書アクセス記事)

これは一体何なのだろうか?いずれ機械の解析能力が高まれば、解明されるときがくるのだろうか?

これについては賛否二通りの答えが考えられると思う。
〈賛成〉
ビッグデータは人々の好みを記録することができる。どんな作品、製品が世の中で高く評価されるかについてもデータは収集することができる。
筆跡で言えば各言語の書道大会の歴代優秀作品を読み込めばポイントを見つけ出せるだろうし、
人物画・音楽についてもカテゴリを細かく分類(人物の性別や年齢、シーン、表現したい感情などで)して、それぞれの中での正解を見つけ出すだろう。
製品についても、どの地域でどんな物が売れているか、地域のくくり方とデザインについて法則を自ら見つけ出すだろう。
機械は膨大なデータの読込みと解析で、それを受け取る人の特徴別に・そしてシーン別に、「正解」を見つけ出せる

〈否定〉
美しさは、新たに提示されてみないと分からない繊細なもので過去の分析からは「正解」に辿り着かない。
また、人それぞれ、これまでの人類の成し遂げてきた上の新しい世界を生きており、その日々新たな感性は過去の積み重ねでは図り知ることが出来ない。
例えば言語も流行語が新たに出てきているように日々新しくなっているし、デザインの可能性も、表現技術の進化と共に広がり続けている。
機械はアートに関して、常に時代の最先端の新しい感性が見出だす「正解」を追いかけ続ける存在となるだろう。


この結論は、よくあるように真ん中あたりが一番妥当なのだろう。
時代が変わっても変わらない感性は存在するので、「だいたいこうすると正解」というレベルでは見つけ出せるはずだし、
時代が生み出す新しい感性も存在していると思われるので、「それも正解なのか、」と機械が学ぶようなアートが出てくることだろう。

以上から、アートの正解の解明は、「ある程度出来るが、ある程度未解明のものが残り続ける」というのが僕の見解だ。

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