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自動化の行き先

もう何年も、経済のニュースには自動化の記事が載る。

1999年にはマイクロソフト社創業者のビル・ゲイツが情報収集や加工が自動化され、考えるのと同じスピードでビジネスを進めることを提唱していた。

その後色々な物にセンサーが取り付けられ、インターネットは人の作る連絡だけでなく、物の状態管理にまで情報収集のリーチを広げた。

パソコン作業は既に文章や図表のコピーによって膨大な作業を自動化して減らしてくれていたところ、人工知能(AI)が開発され、単純計算や文書の誤字脱字補完だけでなく人のような質問応答を成し遂げるようになった。ルールの決まっているゲームなら、すでにパソコンの方が強い。(囲碁もチェスも)パソコンが勝手に解決策を探し出してくれるのだ。


自動化の行き先はどこだろう?

経済合理性の論理で意思決定される部分とされない部分で区別するのが最善だろう。

企業財務に国は開示を求めるが、家計財務に開示を求めることは政府で検討されもしていない。

本当に金融危機をなくすなら金融機関だけでなく家計にも財務諸表を開示させ、レバレッジの効いた取引を禁止するのが効果的なのだが、そんな話は出ていない。

ビジネスの外(プライベート)の部分は、世論としてルールを定めない、自動化の対象外の領域なのだ。


プライベートを形作るのは人間関係である。人間関係のコアとしての対話については、これからも様々な理論を人々は考え出し、そのメインは道徳や法律などの形式で力を持つのだろう。

以上から、自動化の進められた先の社会で、人々は対話を考える日々に辿り着くというのが僕の見解である。


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『対話について』カズノリ著

対話についてメカニズムから考えた本。



都市と地方

僕が日頃活用する指標の一つに、駅の利用者数の推移がある。例えば下記などで集めることのできるデータだ。

http://www.jreast.co.jp/passenger/2014_02.html

(JR東日本)

このようやデータを見ていると、山形や岡山といった地方中核都市の駅利用者は何年もみると横ばいから微増であり、「地方の空洞化」とか都市への流入というニュースは、東京や大阪への集中もあるが、もっと近距離の集中も起こっているはずだ。

他にも、ドトールの増収増益、スターバックスの相次ぐ店舗増加など、都市型のライフスタイルは受容が続いている。


地方の生活は、地方中核都市を舞台として、より快適なものへと進化している。

それではこの流れは究極まで進めば、都道府県ごとに三つか四つくらいの都市、あとは観光地という日本を作り出すのだろうか。

(Yes)

・高齢化社会が進むと、生活インフラの集中を避けることは出来ない

・優れた医師や快適な介護、買い物、対面の娯楽は都市部に集まっている

・農業や林業、漁業の自動化が進み、地方の現場で業務をする必要性はなく、住んで楽しいところに居やすくなる。地方は観光地でしかなくなる

(No)

・ロボットや拡張現実の技術で、どこでも優れた医療サービスを得られる

・地方ののどかな自然の中で過ごし、自動運転の安価な交通インフラで行きたいときに気ままに都市部へ向かう生活になる

・仮想現実のゲームが人気になり、都市部でのショッピングや体験型娯楽を楽しむ人が減る


これらはどちらもあり得る展開だ。

今後、どちらの方向への進化が強力になるかで決まるだろう。

テクノロジー進化の世界有数の有識者だと思われる元WIRED編集長ケビン・ケリーによれば、テクノロジーの進化に法則はあってもその社会での活用方法にはいくつもの可能性がある。

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(『テクニウム』ケビン・ケリー)


今後とも観察を続けたいトピックである。


(その他)

https://blog.goo.ne.jp/kazunotesu

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様々な事業への見解を述べているサイト


http://tokyoreport.blogspot.com/

マーケット観察:

金融市場関連のトピック観察サイト


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『対話について』カズノリ著:

対話について理論を述べた本

NHKの朝ドラ

視聴率最強の番組が何か、考えてみたことがあるだろうか?ニュース7や月9のドラマではない。

数年前までみてもずっと、NHK の朝ドラである。

(ビデオリサーチ参照。2015年も、2018年5月の今も、朝ドラが最強である。 https://www.videor.co.jp/tvrating/


なんでだろうか?

一回15分という見やすさか、キャストを集めるNHKの力か、時間帯的にライバルがいないのか、地域を巻き込んで支持を広げているからなのか、内容が圧倒的に全世代からみて面白いのか?

他のドラマ同様、Twitter等SNSや特設サイトがあり、負けていない。

(今の朝ドラ『半分、青い』特設サイト https://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/


どの要素が原因で最強なのか、過去の事例までさかのぼっても分からないだろう。「キャストのランク、内容の面白さ」など、決め方からよく分からない。キャストで決まるなら朝ドラ卒業生の番組が並ぶ人気になってもいいが、ドラマ最高視聴率は常に朝ドラだ。


久々に観ている『半分、青い』はストーリーがとても面白いし主人公も可愛くて見ていたくなるが、実際に観ている身としても「ここがこう面白いから視聴率高い」という説明をできる気はしない。


つまり、朝ドラはブランド力を手に入れているのだと思う。おそらく人々は、


Apple社に優れたデザインと革新の精神をみるように、

ナイキ社にスポーツの爽やかなカッコよさをみるように、

ディズニー社に優れた非日常体験をみるように、

朝ドラになにか、美しくて面白い物語と清々しい主人公のようなものをみているのだ。


デジタル化が進んでどの製品にも十分な機能がつき、差別化が困難になるとき、ブランド力が脚光を浴びるようになるだろう。

きっとそのとき、朝ドラ制作については企画段階から解明がなされ、ブームのようになると思う。

ストーリーやキャストや企画の段取りなど、そのときには詳しく知りたいと思う。


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震災からの復興

復興を測るとき、経済活動がどれくらい営まれているかということが、そこでの生活を成り立たせている基盤として重要である。

この経済活動をここで考えるにあたっては、金融家の多くがとるアプローチである、ファンダメンタルズ(基礎的条件)を見たい。

これはGDPや株価といった結果の指標とは異なり、今後の繁栄を作る実力を測る指標だ。

その一つは、人口動態である。

ただし、単に人口の推移を見ても、東北は全体的に減っており(宮城県もほぼ横ばいか減少が続く)、福島の人口が減っていても原因が様々だ。むしろ、経済活動を支えている、福島エリアの都市部を測るべきだ。

それも、周辺から働きにくる人を考えたとき最高の指標は、鉄道駅の利用度合いであると思う。

福島エリアにおいては、福島最大の経済都市(<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%A1%E5%B1%B1%E5%B8%82">ウィキペディア</a>)である郡山の郡山駅が最も指標として有意義だ。

その郡山駅の1日あたり平均乗車数の推移は以下の通り。

2009年 17217人

2010年 16417人

2011年 15904人  

2012年 17382人

2013年 17931人

2014年 17747人

2015年 18142人

2016年 18110人

これは、郡山駅周辺の経済活動が復興を成し遂げていることを示す。

しかし、スマートシティ政策で、駅周辺に集まってきただけかもしれない。他の指標はどうだろうか?

これに関して、ファンダメンタルズではなく結果指標を見てみると、福島県県民経済計算報告書2015年度では、2010年に比べて県の総生産も、県民所得も増加していることがうかがわれる。唯一の不確定要素は、政府の行う復興事業がどれくらいの割合かということだが、大震災前から4000億円増えている総生産が政府の活動というのは考えにくい。


従って、復興は経済活動という側面では出来ていると考えられるだろう。残るは放射能汚染であり、原子力発電の、経済では測りきれないリスクの重さが感じられる。

今後とも注視したいニュースである。


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ビッグデータのもたらす社会

ビッグデータについての報道が、最近一段落したように思う。

記事の多くは、日経(http://business.nikkeibp.co.jp/bigdata/)などを筆頭に、企業がビッグデータ活用で業績を上げる方法や実例、あるいはビッグデータ活用スキルを身につけて給与を上げるコツといった内容がほとんどであったと思う。

こうした情報を整理して見えてくるのはどのような未来像だろうか?

それは個別企業を越えて、産業全体が効率的に制御される未来像である。

例えばパソコン1つとっても、作る機種や台数、その部品を作る数、部品の材料を製造する数、材料のもとになる金属類を掘り出す数、それぞれの工程で使う電気や機械燃料の量、電気を発電する量とタイミング、等の変数がありそれらは個別の企業努力でそれなりに効率化されているのが現状だが、それが徹底されていくのだ。

・効率化の徹底に近づく技術の登場

・効率化すればするほど売上が伸びたりコストが削減できて繁栄するという経済的なモチベーション

の二点が存在する限り、この流れは変わらない。それがビッグデータというトピックで報道されている記事を理解する軸である。


賛否分かれる論点は、そこに人間的な問題が入り込むタイミングで出てきている。WIREDで記事https://wired.jp/special/2016/barack-obama/があるように、研究機関のトップクラスや政治のトップクラスもさらなる社会の注目を必要と考えているのがその管理で、記事中では例えば

・人間の遺伝子に「最適」はあるのか(あるとすれば遺伝子治療などの「効率化」がされることになる)

等の話が出ていた。

ビッグデータの実現につれて、そうしたトピックが持ち上がってくるだろう。医療の進歩が尊厳死のトピックを作り出したように、これからも新たなトピックが出てくるのだ。

賛否の問いについては、人間的な問題に統一的な見解がない以上、効率化にふみこむ合意はないという効率化反対の結論に原則としてなるというのは当然で、困難なのは精神病の判定である。


どこまでの精神的な異常が「正常」か?

映画「17才のカルテ」にあるように、少し心の振れ幅が大きいだけなのだと言えるのはどこまでか?

人を傷つけなければ良いという世論はともかく、幸せを願う親はどこまで子どもの「正常化」にふみこんで良いのか?


かつてアクセスvisionの記事http://blog.goo.ne.jp/kazunotesu/e/0defadd02af46b9570a2251467e62716/?cid=9364244b70d1ff0271c826fc42468781&st=0で扱ったように、それは人の自由をどこまで許容出来るかの話に至るはずだ。

もし許容できないなら、AI×ビッグデータであっさりと意思決定から人は離れてしまうだろう。

以上から、

・効率化すべき部分と認めてはいけない部分の線引き

・技術的に容易になる時代に、効率化を選ばないことの意義を明確にする論理

が今後だんだんと話し合われるようになり、特に後者には人の幸せについての真摯な社会的話し合いがもたれる、というのが僕の見解である。


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事業〜人々は優れた事業をどのように考えてきたか:優れた事業についての理論を歴史上の複数の書籍を巡りつつ整理した本

アートの「正解」解明について

人工知能の進歩、ビッグデータの分析能力向上が日々ニュースを賑わせている。
そこで気になるテーマがある。
科学には定まった正解があるが、アートにも正解の幅が存在するというものだ。
〉スティーブ・ジョブズがフォントの美しさについてリード大学で学び、Macに選べるフォントを導入したのは有名な話だが、これについて述べるとき、「科学に解明できない美しさ」について言及している。
(読書アクセス記事)
〉ノーベル賞物理学賞のファインマン教授は、その口述エピソード集のなかで、「美しい筆蹟で書くには、特別な筆のもって行き方というものがちゃんとあるのだ。決して定義することができないにもかかわらず、美にはある定まった「何か」があるのだ。」と述べている。
(読書アクセス記事)

これは一体何なのだろうか?いずれ機械の解析能力が高まれば、解明されるときがくるのだろうか?

これについては賛否二通りの答えが考えられると思う。
〈賛成〉
ビッグデータは人々の好みを記録することができる。どんな作品、製品が世の中で高く評価されるかについてもデータは収集することができる。
筆跡で言えば各言語の書道大会の歴代優秀作品を読み込めばポイントを見つけ出せるだろうし、
人物画・音楽についてもカテゴリを細かく分類(人物の性別や年齢、シーン、表現したい感情などで)して、それぞれの中での正解を見つけ出すだろう。
製品についても、どの地域でどんな物が売れているか、地域のくくり方とデザインについて法則を自ら見つけ出すだろう。
機械は膨大なデータの読込みと解析で、それを受け取る人の特徴別に・そしてシーン別に、「正解」を見つけ出せる

〈否定〉
美しさは、新たに提示されてみないと分からない繊細なもので過去の分析からは「正解」に辿り着かない。
また、人それぞれ、これまでの人類の成し遂げてきた上の新しい世界を生きており、その日々新たな感性は過去の積み重ねでは図り知ることが出来ない。
例えば言語も流行語が新たに出てきているように日々新しくなっているし、デザインの可能性も、表現技術の進化と共に広がり続けている。
機械はアートに関して、常に時代の最先端の新しい感性が見出だす「正解」を追いかけ続ける存在となるだろう。


この結論は、よくあるように真ん中あたりが一番妥当なのだろう。
時代が変わっても変わらない感性は存在するので、「だいたいこうすると正解」というレベルでは見つけ出せるはずだし、
時代が生み出す新しい感性も存在していると思われるので、「それも正解なのか、」と機械が学ぶようなアートが出てくることだろう。

以上から、アートの正解の解明は、「ある程度出来るが、ある程度未解明のものが残り続ける」というのが僕の見解だ。

フリーランス時代

ソフトバンク社が副業を許可(本業に役立つものだけ)したことで、フリーランスの働き方に注目が集まってきていると思う。フリーランスは報酬付の依頼を受けて業務をするものだ。ネットで案件内容と報酬が提示されているのを見たり、知り合いの手伝いをしたり、様々な形が考えられる。
そのようなサービスを提供しているランサーズ社の調べでは、日本でフリーランスの働き方を取り入れている人は一千万人超いるという。そのうち3割超は副業という形での参加だ。
フリーランスの案件にはプログラミングやデザイン作成、ブログのような記事の作成がある。海外のプラットフォームには巨大なものもあるため、英語が出来るとこなせる案件は格段に広がるだろう。(例えば世界最大のプラットフォーム“upwork“ではフォーチュン500〜全米の売上トップ500〜の2割の企業からも案件が出ている(プレスリリース)

このような動きは今後どのように広がっていくだろうか?フリーランスには日常的に否定的な意見もみられるし、肯定する有識者の意見も出る。その論点を整理すると以下のようなものだろう。
〈否定派〉
・フリーランスにのめり込むと本業に支障が出る
・フリーランスだけの場合、企業年金や企業の福利厚生がない
・フリーランスは収入が不安定
〈肯定派〉
・本人の興味に応じて案件を選べる
・本人は興味ある分野の技術力を報酬をもらいながら高めていける
・実力があれば案件も多く、仕事相手を選べるためパワハラが無い

社会全体の目線でみたとき、フリーランスで働くことで仕事の成果(つまり政府の税収も)は全体として上がるのだろうか?
もし上がるのであれば、政府が
「副業禁止を禁止する」
「企業年金制度を廃止して、その分フリーランス案件の報酬を上げさせる」
「国民年金を個人の収入の推移にあわせて最適化できるよう多様化する」
といった手を打ち、否定的な意見を抑えることはできる。大多数がフリーランスならフリーランス案件も今よりはるかに出てくるだろう。

しかし、そのような統計は出てこない。副業を許容する企業の業績でも、それは測れない。企業の外で副業社員が勝手に研究をして、すごい成果を出しているかもしれない。
なので今後、社会全体としてフリーランスにどう向き合うかは事実の積み重ねを待つしかないだろう。
副業社員がすごいサービスを外で作った、ノーベル賞ばりの研究成果を挙げたとなれば、その時制度も動き出すかもしれない。

それでは直近で増えるだろうか?
働き方改革を進めたり、成果報酬を認めると、それまで成果が少なくても残業でつないでいたような社員の給与は減るだろう。日本では雇用が守られているので、彼らの不満のはけ口として副業解禁はトレンドになると思う。
公表されないので詳しいデータはないが、おそらく社内格差は広がっているはずだ。
今後のフリーランスの動きに注目しつつ、そのような世界で通用するような力を蓄えるのが良さそうだ。

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様々な市場や事業について統計等から動向を予測しているサイト

統計にみる日本の普通
日本の「普通の生活」を統計分析する本

観光客への接客と慣習

ここのところ、訪日外国人客がたくさん来てくれているらしい。2016年には2400万人だったが、今年は年初から毎月前年を上回る勢いである。観光庁のサイトで最新データが見られる。
これは日本をよく知ってもらえることにもなるし、たくさんお買い物や食事・宿泊を楽しむことはお金の回りが良くなることでもある。

しかしながら、例えば日本の街中の定食屋などでトラブルは防げるだろうか?味覚は合うのだろうか?
居酒屋の「お通し」を巡るトラブル、外国人向けのトッピング、京都の舞妓さんへのマナー、ホテルのドタキャンなどのニュースが多い中、例えば東京オリンピックまでに何か基準は作れるのだろうか?

これは、慣習というよりも個別の判断になるだろう。
・「お通し」など、日本人でも分からなくてトラブルになることがある複雑な話
・外国人客に合わせようとして変なトッピングをしたら逆効果、というやりとり不足なだけの話
・舞妓さんに写真撮ろうと言いすぎたりホテルのドタキャンだったり、どの土地でもトラブルになる分かりやすい話

これらを未然に防ぐには、
・分かりやすい話は注意するスタッフを観光客での受益者が雇うことで解決する
・複雑な話は分かりやすくするために国内でルールを作る(例えば、チップを観光客には要求しない海外のレストラン等)
・やり取りの不足は起こるトラブルを国内単位で小まめに反映して、行き届いたメニューを作るなり対応する

というような取り組みがありえるだろう。最後の取り組みは、観光庁が取りまとめて(固有名詞をふせつつ)ネットに事例を紹介してあげたら飲食店などは助かるのではないか。
海外観光客の訪問が増えて、色々な国の話も聞けたら楽しそうだと思う。

統計にみる「日本の普通」
まずは日本の今を知りたいときの本

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東京オリンピックのマスコット

東京オリンピックの運営が多くニュースに出てきている。最近では、公式マスコットの募集が話題である。
この応募期間は8月の1日〜14日であり、その応募用紙がネットで公開されている。誰でも応募可能だ。(マスコット募集ページ)
この応募を受けて審査会が12月に複数候補まで選定し、そこから小学生の全国投票にかけるという。
これについて、
・子供をオリンピックに積極的に関わらせている良い取組みだと考えるのか
・その時々の流行りに合わせて選ばれてしまう失策だと考えるのか
意見が分かれるように思う。

この判断の基準になるのは、マスコットの役割である。マスコットはどこで登場するのか、何のために出てくるのか?
このとき当然気になるのは、前のオリンピックでマスコットって何したっけ?という話だ。ところでロンドンオリンピックのマスコットを覚えているだろうか?
ロンドンオリンピックのマスコット
僕は正直、このマスコットを思い出せなかった。オリンピックの開会式でポール・マッカートニーが歌ったことは覚えている。
しかしその他に、オリンピックのロゴだとかマスコットだとか、競技周辺のものは全然覚えていない。

もし大多数が納得する結論を出すのならアンケートで聞く他ないが、僕の感覚ではマスコットはそんなに記憶に残らない、お祭りを盛り上げる小さな一要素である。
なので、僕の見解は、
マスコットを決めるのに小学生の全国投票を行うのはお祭りを盛り上げるための良い取り組みである
というものだ。

1万年の未来予測
1万年前、現代、1万年後の日本の生活を考えた作品

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サイトまとめ
僕の各種サイトについてリンク貼付と簡単な紹介をしているサイト

説明責任の基準

説明責任について、報道はとても多くの時間をとっているように思う。今に始まったことではなく、どんな組織でも話題にされる、普遍的なトピックである。
もっと言えば、メディアが扱うのはリーダー層の話だが、どんな立場の人でも上司や取引先に問われ、考えるトピックだろう。

定型業務ならルールが組織で決まっているだろうけれど、そういう業務はなくなるだろう。今以上にトピックとして存在感を出してくるんじゃないかと思う。
どこまで説明すれば良いのか整理したい。

一番言われるのが「相手の納得するまで」だけど、それは後からやはりおかしいという話が出てくるわけで、メディアの事例を見ても、例えば都議会一つでも、長い間関係者は「納得していた」から正面きって問われなかったのだろう。
これは当事者も「相手が納得する」の感覚がわからなくなっていたと思える。だからこの感覚に重きをおく視点は有用な論理とは言えない。

説明責任を満たしているかどうか、客観的な型が必要だ。
この視点に立ったとき、法律家の本で読んだ考え方が一番良い仮説に思える。すなわち、
・法律や判例からもってくる判断の論理
・主張する判断の根拠となる事実
をそろえて説明すると満たされる。
意見と事実を分けないと説明の質が下がることは特に注意している。(法律家の本に言及する読書アクセスの記事

説明責任が足りないときに言われる代表的な批判、「事実関係が曖昧」「判断の過程が不明瞭」というのはこの理論での説明があれば足りている。
説明ができているかどうかは、これらを明確に整理して伝えられているかどうかなのだ。
以上から、説明責任を満たしているかは
・判断した論理の回路
・判断の根拠にした事実
を伝えられているかどうかが基準になるというのが僕の見解だ。

1万年の未来予測
一万年前、現代(2017年)、一万年後の日本のライフスタイルをデータを集めて思い浮かべた本。

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